2010年7月8日木曜日

驚きももの木 家元ライブ IN 広島 

私の頂いた 40分という時間は瞬く間に過ぎていきました。


終わった瞬間 舞台の上で何を思ったといえば (まだスタミナが残っている)ということでした。
これから いよいよ家元のライブがはじまるーーということと なによりも自分の作品がどう見えるか ここ1年8ヶ月 練りにねったつもりのその結果が あと15分で消えてしまう前に 真正面から自分の眼でしっかりと確かめたいという気持ちが先走り スタッフや 協力してくださった支部の方の挨拶もそこそこ走り出していました。

手元の時計を見ると かかった時間は 予定の時間を少しだけ残した 38分。
すれちがいに 声をかけてくださる舞台関係のかた 見てくださったかたが感想をおっしゃるのを えしゃくしながら バックから客席へと急ぎました。
あんなに広いと思っていた舞台ですが 奥行きを浅くするため かなり舞台前方の幕を下ろしてくださったので 作品そのものは心配していたより小さくは見えませんでした。 しかしさらに冷静に見ると もう少し作品と作品の間に空間があってもよかった と思いました。

 実際の舞台の間口は16m。ちょっとした模型を東京では作っていました。すべてを実寸の10分の一にしようと 黒い紙を2枚つなげ たぶんこのくらいだろうという奥行きをその後ろに同じ色の紙を足し  花器の原寸の10分の一の大きさに模型を作って配置してみたのですが いざいけてみると目の前の現実の空間は ちがって見えました。
これは当然 花が入ったことによります。

やってみなければわからないことは たくさんある といまさらながら思いました。




 

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