2008年6月18日水曜日

驚きももの記 

前に書いたように 個性のある人々に会うのは 私の旅の楽しみの一つです。
今回も一人旅なので 大変かもしれませんが あちらには手伝ってくださる支部の方たちが 待っててくださって 私も再会を楽しみにしています。いつものように もちろん仕事は きちんと精一杯してくるつもりです。私を送りだしてくださる方たち 万難配して準備をかさねてくださった方たち 予定を変えて参加してくださる近隣の国の方たちーー頑張らざるを得ません。
ブログをのぞいてくださる方たちは ホームページの story も 読んでくださる方も多いと思います。
いつも 新しい回に前回の(解説)をつけています。 南米の旅から 数十年後(?)の現在の私の 感想などを入れていますが 今回 インドの写真を一枚入れました。
今とはおよそ 似ても似つかない 昔の姿があります。よろしければごらん頂き 現在をご存知のかたは お笑いくださいませ。

http://www.kokanote.com/




 

2008年6月16日月曜日

驚きももの記 カナダ マダム

おばさん、ではない。 お母さん、といった感じはしない。ましておばあさんという言葉はどこを捜してもでてきません。年齢不詳。
くしゃくしゃとした金髪の中に ここにあり、という縁取りをした大きな眼,それに比べると控えめなルージュの色。
今回 私の行う講習会の出席、 でる でない でる でない でる。
研究会は ウイ ノン ウイ ノン で 最後にウイと。
フランス系カナダ人。私は前に行ったときも もちろんあっています。こっそりつけたニックネームが マダム フュメ。fumer とは 煙草をすうというフランス語の意味です。
みんなが集合しなくてはならないときに あれ?いない。
会場の中庭のイスに 一人カナダの青い空に向かって プアッと気持ちよさそうに煙を噴き上げているマダムが一名、
マダムが近寄ってくると思ったら (ちょっと ホテルでどうぞ) と手渡されたのは 鮮やかなグリーン一枚とかわいいスミレのついた 二枚のペーパーナフキンにくしゃくしゃっとつつまれたチョコレート。
しわがれ声で私に あなたの作ったという このアクセサリー面白いわね。日本であなた売っているの?とのたもうマダムは さりげなさの中に なかなかおしゃれ。
研究会で 作品を おのおのが制作しているのをを見ていると 彼女のは透明なガラスの筒の中に 細い葉の緑の線が昇るように螺線を描いている。花をどう入れようか思案をしている様子。
さて 講評が始まり だんだん彼女の番が近づくのに 自分の作品の周りに見当らない。さてはーー
支部長の頭がくるくる動き出す。 副支部長が参加者をかき分けドアーのほうへ。すると ドアーから
身をちいさくして pardon!  pardon! とマダム.そんなんしたって目立つがな。
何事もなかったように すっと私の隣に たつマダム。
(この線と 水の関係はまるで 何か立ち上るような動きを‐ー)と講評を始めたところでマダムが 私の声を聞こうとぐっと近寄る。 ウッと鼻先に煙草のにおい。
思わず Smoke gets in my eyes! といったら マイクに通って思いがけないみんなの笑いを取ってしまいました。

まったくもうーーという呟きが 彼女の周りにはいつも聞こえてきそうなのに なぜか気がつけば面倒を見られてしまう得な性格。
でもね、マダム。 煙草少し控えてみませんか?
私のために。 そして何よりもあなたの美貌のために。




#Smoke gets in Your Eyes という歌が 昔 プラターズというグループで はやりました。本当は in YOUR eyes です。

2008年6月15日日曜日

驚きももの記 カナダ

オタワの会員のお一人からいただいた お庭のすずらんとスミレです。ホテルの自室のグラスに入れました。

2008年6月9日月曜日

驚きももの記 カナダ

カナダには特別な思いを持っています。
私の通った小学校から高校までの学校は カナダ人の宣教師によって設立され 小学校からカナダ人の先生が英語を教えていました。このことは又 後の機会に書くことにしましょう。

今日は今回行ったカナダで ぜひとも会いたかった人の話です。

この5月 思いがけず 講習会をするため行くことになったオタワには モントリオール トロント ファリファックス など カナダ各地から 100人を超える人が 集まってくれました。2年前カナダにうかがったとき 3都市に行き そのときお世話になった方たちに会うのも今回の楽しみでした。
(しばらく先生!)の声の中 私はXさん を見つけ思わず抱き合いました。Xさん お元気でしたか!

2年前 彼女の家で デモンストレーション用に 4メートルの柳を切らせていただいたのです。
家は 二階建てで 庭には すずらんや スミレなどが ひっそりと咲いていました。通された2階のリビングで 時計が時を刻むのがわかる静けさの中 写真がたくさん飾ってあるのを見ていると 日系のXさんは一匹の猫と住んいること ご主人は昨年なくなったということを 手伝いに来てくださった支部のメンバーの会話から それとなく知りました。
見上げると二階に届く大きな木  (この柳 本当にきっていいのですか? どのくらい?)
という問いにXさんは (どうぞ 一本倒してもいいですよ。秋は葉が散るし 窓はふさぐし きってくださったら いっそせいせいしますよ〉 
一部を残し アシスタントで東京から同行していたIさんが 手際よく切り倒し 紐で縛ると Xさんは (いいねえ日本の若い女の人も 元気だねえ)と にこにこと見ていました。
Xさんは 次の日〈差し入れ!〉といって おにぎりをたくさん作って 持ってきてくれました。そのおいしいことといったら!ぎゅっと握られているけれど 硬すぎず 塩加減もちょうどよく  お漬物と日本茶と一緒にありがたく みんなでいただいたのです。

一連の行事が終わり 次の街に移動するとき 空港で送りに来てくださった方たちに (ありがとうございました。 おせわになりました。!又会いましょう)と 挨拶を一人ひとりと交わす中 Xさんはこういったのです。
(先生 私はクリスマスカードも 年賀状も出しません。でもご活躍を祈ってます。)
そして彼女は(生きてりゃどこかで合えるでしょう)と付け加えました。


一期一会ー  彼女は この言葉を外国で実践しているのではないだろうか ふと私は思ったのです。

それから2年たちました。 (Xさん あの時のおにぎりおいしかったわ!) 白に赤と薄い黄色の大胆な柄のブラウスを着たXさんは (そう? ここじゃ作ってあげられないから 残念〉と 笑いました。(柳を切ってしまってごめんなさいね。)
(大丈夫 新芽ものびているから)
彼女たちのグループは 5時間の道のりを 何人かで運転を代わりつつきたというわけで 夏休みが始まって生徒のいないオタワ大学の寮に泊まっていたのです。
講習会でみた Xさんのいけた花も なんだか前より元気が加わった印象を持ちました。

すべての日程が終わり 東京に帰ることになりました。
(Xさん!元気でね、また会うのを楽しみにしているわ。)
(さあ 次はどうだか。大丈夫かな。。)

(Xさん 元気なら 又どこかで合えるじゃないですか!)こんどは私が言う番でした。

こんな人と会えるから 旅はいいなと思うのです。たとえ 空港で荷物が出てこなくても。










  

2008年6月8日日曜日

驚きももの木-国際線スーツケース編 2

スーツケースの中身は 袋だらけです。

100円ショップの洗濯用の袋 これは優れものです。中が見えますが 全部見えるわけではない。



硬いビニールのジッパーつきの袋。小さいものを レシート用にひとつ、同じく大きなものは 人から預かった手紙とかかったカードとかを入れます。茶封筒の 大きなのも場所をとらないのでぜひ。



大きな手つきの紙袋 きれいな色であればさし上げるものも入れられますし 同じものを2枚重ねれば道具入れに、。いらなければいつでも捨てられます。



たためる薄い買い物袋 到着したら バッグに入れておきます。



そういった部類では スーパーのビニール袋もいいですよ。見せたくないものもいれて気軽に捨てられます。買い物で まさかの水漏れのときにもいいです。



小さなきれいな紙の封筒、いざとなれば プレゼントも入れられます。シールも忘れずに。



これが袋シリーズ。



その他 はさみは便利 ビニール紐 使いかけの紙テープ セロテープ そうそう パスポートのコピーも忘れずに。

私が 共通財布といっているものは 2人以上で行動するとき。計算の得意なメンバーにみんなが同じ金額のお金を入れてあずけておきます。タクシーとか飲み物などまとめて払ってもらいます。もし私がその大蔵大臣役になったときのためのお財布 (ちなみに私の場合 数えるほどしかなってません。)、



そんなところでしょうか。又気がついたら後ほど 追加するようにしましょう。 



 

2008年6月2日月曜日

驚きももの記 国際線スーツケース編 その1

旅といえば スーツケースの中身です。皆さんはどのようにパッキングをしておいででしょうか。
たとえば 化粧道具のことです。
 
もっていく化粧品は 液体はスーツケースに入れなければなりません。男性とても同じでしょう。それについての私の工夫です。

小さい容器に詰め替えればいいのだけれど 時間もないし ちょうど使い終わりそうな量の化粧水が入っているーーなどというときは そのまま持っていきます。
しまっているか 入念にふたを確認して 逆さにしてみたりしたのち きっちりテープをして 周りにコットン さらにラップをきつく くるくるとかけ 最後にビニールの袋にいれます。
それを スーツケースの片側のふたの深さより少し浅い 長方形のタッパの箱ようなものに入れるのです。大きめのほうがよいですね。

リキッドのファンデーションもこの方法で処置をして入れます。ラップで巻かれた化粧品の間には クッション代わりに 化粧用のコットンを小さなビニール袋にいれ口を閉めないで 何個か作り 隙間に詰め込みます。万一中身がもれてきても この段階で くいとめようということと もちろんあとで使えるからです。 使う化粧品の詰め合わせができたら 箱のふたをきっちり閉め 先ず太い輪ゴムで数箇所とめ その上で 全体をしっかりとまたラップで巻きます。それでも心配なら --あとで使えるので 新しいごみ用の袋に入れます。旅先でも 案外大きな袋は便利です。

また背の高めの 強いプラスチックの コップもいいですよ。 その上ふたがあると なお便利
目的地に着いたら 先ほどのタッパの箱のふたを開け その中に化粧品をすべて並べてから コップにメイク用ブラシ類や ペンシルなどを立ててさっきの箱にいれると 使いやすいです。

我が家とは勝手が違うのが 宿の空間。外国のホテルでも 洗面台の狭いところに泊まることもあるので これなら箱をすぐに取り出せて メイクが終われば一式そのままそこから 下げられるということです。

そういうわけで ラップは 優れものなので 私は長めの旅には必ずもって行くことにしています。