2010年11月18日木曜日

驚きももの記



まゆみ もありました。原産地は日本なのに。
ニシキギ科だそうです。この学名 euonymusu sieboldianus
シーボルトと関係あるのでしょうか。と私が思うのは オランダのライデンの植物園で ヨーロッパになんでこの植物があるの?という 日本で花材に使っている植物をたくさん見たからです。シーボルトが日本から持って帰った その子孫が育っているものがたくさんあるとか。

euonymus sieboldianus in Nauod,Germany . Mayumi in Japanese  is of Japanese origin.

驚きももの記 6週間前ですが



ドイツの つたです。

ivy in Naurod Germany 6weeks ago

2010年11月14日日曜日

驚きももの記 またフランクフルトですがーー



花市場でみた とくさ です。隣の箱にあるアンスリウムの葉の大きさとくらべてみて 大きいのがわかりますか? この左の束のものが 根元が直径2センチはありました。高さはそんなに無いのですが。


horsetail in the flower market
They are so huge compared to Japanese horsetail.

2010年11月13日土曜日

驚きももの記 もうひとつ


 
もうひとつありました。
スイスに支部ができて25年。ちょっとしたお祝いということで ケーキが用意されました。これには私も特別な思い出があります。

当時 前の家元 勅使河原宏先生が パリに仕事で滞在していらして ジュネーブで教えていた 池田淑さんが 支部設立の御願いに宏先生をパリのホテルに訪問したのです。
そのとき海外部として随行していた私は ほかのスタッフとともにいて 池田さんを紹介しました。 
先生は機嫌よく (いいよ おおいにがんばってやりなさい)とえくぼを深くして激励をしておいででした。

私が仕事が終わると 日本料理に会員の方たちが連れて行ってくださいました。
(覚えてますか?宏先生ここがお好きだったこと?)髪が美しく銀色に輝く旧知のメンバーが言いました。
そう。あの後に何度も来ているジュネーブだけれどこのレストランは久しぶり。 確かあれは 先生が トゥーランドットの 舞台装置をここでなさったときだった。
先生ははるばる日本から来た私たちをこのレストランに呼んでくださり --そしてーー私は思い出しました。
そう! この席に先生は座ってらした!
鬼籍に入られたのは 先生だけではなく 御願いにきた池田さんもなくなって 何年になるでしょうか。
こうして 25年を迎えることができたのは 後に続いてきたみんなの努力でしょう。
いまこうして私が座っているのも 不思議なことです。
今 家元でお嬢さんの 茜先生もおいでになったとか。

湖のほとりのこのレストラン 外に出ると 月が出ていました。
かすかに チャップ チャップ と岸を打つ波の音に 25年の歳月は急速にちぢまり 本当に昨日のような そんな感じがしてきました。
ちょとした 私のセンチメンタルジャーニーとなりました。

The cake to celebrate the 25th year of the swiss branch







 

驚きももの記 ジュネーブ



あれ?出張は ジュネーブもあったのでは?>と思われている皆様 お待たせいたしました。
この写真は  真新しいカメラのシャッターをはじめて切った記念すべき写真です。望遠の機能があったことを思い出し モンブランらしきを取ってみました。
この後 ほとんどボーっとしていて 蜂に刺されて(前のブログを参照してください)やっと われに返ったので ジュネーブの仕事の写真はほとんどありません。会員のシルビアが 今度も記録係を買って出てくださったらしく 後で送るのでちょっとまって といわれています。
お待ちしています。

I was in Geneva before Naurod, Germany to conduct workshops.
However, I had jetlag so there are not many pictures with my new camera.  

2010年11月12日金曜日

驚きももの記 じゃ 先生は?



じゃあ いったい本人の作品は?
はい これは大好きなオーガスタの葉を着色 生の葉とともに使った つった作品です。写真がいまひとつで申し訳ありません。松とさんきらいを使いました。さんきらいは国産のものが色がいいようです。

This is my hanging work using colored Augusta leaves and natural one with sannkirai and pine at Sogetsu exhibition. Sorry that the picture is not good.

2010年11月7日日曜日

驚きももの記 


 
お待たせしました。私のカメラでは 少し湾曲した格好とか 昆布の質感は十分には伝わっていかないかもしれません。
多くの方が 昆布だって!!と顔を近づけて くんくんとしたり お子さんが (あ!プードルだ!)とか いったりして覗き込む方の多い新人賞作品でした。
昆布ーー確かに海の中の植物です。
 (何か花を入れたほうがいいでしょうか?)ときかれたのですが (そうね・。。いけばなですよーーと説明的な付け足しはやめれば)と私は アドヴァイスしました。十分に素材の発見の驚きが昆布だけで出ているとおもったのです。 

This is the work by Ms.Shiota which I mentioned in the previous blog. She got Newcomer's Prize for her seaweed arrangement this time.There are also
7 works chosen for this prize by the participants who exhibited for the first time for thisannua Sogetsu exhibition

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2010年11月6日土曜日

驚きももの記 展覧会

展覧会の前期が終わり 後期がスタートしました。
フィンランドのリサも ヘレナもちゃんと作品が製作されていて 一安心、
何よりうれしいのは 門下の塩田微栄さんの作品が新人賞に選ばれたことです。
彼女の作品は 昆布を使ったものでした。
私の新しいカメラの使い方がわかったら ここに アップします。

昆布の長いのを買ってきて 切り裂き 少しゆでて部分を作り乾かし ワイヤーをまくといった作業。
3キロも乾いた昆布をつかったそうです。
北海道にいったときにヒントを得たとか。

素材を見つけて ほれ込むと いろいろと使ってみたくなります。それをぐっと押さえ 表現を絞り込むのがこつと思います。
彼女はそれを忠実に実行し どこにも無いものを作ったと思います。

教えていてよかったーーこんなときそう思います。



I had Liisa and her student Helena from Finland who participated this Sogetsu exhibition. 
Among the participated members of my students,Ms. Biei Shiota got the Newcomers prize of this year. She used sea weed and it was so interesting to know how she found this material for her Ikebana.

2010年11月2日火曜日

驚きももの記 草月展 

今 草月展の準備から帰ってきたところです。
今年は 吊る作品のほか 男性作家だけのコーナー ジュニアクラスなどなど、もりだくさん。
初めて参加する人たちのためのルーキー席に 私のクラスのメンバーが 出品したのですが お花屋さんの手違いで 花材が一部こないで その中の2人が大変な思いをしてしまいました。

 同じ花器を使い リハーサルを何度もして 花器の性質を見極めることはしたのですが 新鮮な気持でいけることが大事なので どうかなあ 少しリハーサルのしすぎかもと思っていたのですが 結果として 自信が彼女たちの中に育っていってたのでしょうか。やっと到着した花材でちゃんといけていました。よかった。

私は天井から吊るす作品です。皆様お楽しみに。

I just came back from the preparation for Sogetsu exhibition starting tommorow at Takashimaya department store at Nihonbashi Tokyo.
There are men-artist corner, Junior class corner, hanging work corner and so on.

among my students who participate this time, Liisa Nurminen from Finland flew last night from Helsinki to Tokyo. Her student Helena will arrive on Thursday.

2010年11月1日月曜日

驚きももの記 フランクフルトの花市場で



朝 6時半フランクフルト花市場で 草月師範のWehrさんと ミラノから駆けつけてくれた東京で私の生徒だったLaura です。このほか今シュトットガルト在住の田吹さんも駆けつけてくださいました。彼女も私の東京のクラスでずっと習っていたので まるで同窓会。

6;30a.m, in the flower market in Frankfurt
With me, Mrs.Wehr a Sogetsu teacher in Frankfurt and Laura who came from Milano .Laura has been my student in Tokyo.Eric ,husband of Ursula Wehr took this photo. later Tabuki san who has been my student in Tokyo, now living in Stutgart joined.