2008年9月1日月曜日

驚きももの記 バンコク

バンコクの チャリテイーのフラワーショウで デモンストレーションをしてきました。
場所は市内の超高級ホテル。そこのオーナーが主催して 毎夏行われてきました。利益は腎臓病の子供たちのために使われます。

写真はタイの参加者たちの作品で そのショーの中の巨大な展示作品の一部です。この馬の土台は発砲スチロールでしょうか。蘭で作られた鞍と たてがみ。 こんな馬が 5頭、 女神(?)の乗った 車を引いています。なぜか 白鳥 恐竜 トラもいました。トラは 土台に苔がはられ 体の縞は アマランサス(ひもげいとう)で作られていました。迫力というより グリーンに黄色の縞で ちょっとかわいく見えました。
この一大絵巻には 動物たちも登場する女神の進む道が作られ 花が敷き詰められています。この催事には 皇太子妃自らデザインされた 竹とくちなしの作品も出品されました。この写真の作品はオープニングに皇太子妃とおいでになった 幼いプリンスのためなのでしょうか。
見ているうちに??何かと似ているーーそうだ!!これってタイの菊人形?
しかし 日本の菊人形の作り方はオアシスに花をさすばかりというのではないでしょう。

タイの花市場に行くと 蘭を始めとする花々は 確かに安いため これでもかと使います。デンファレなら10本30円ほどからあります。 作品に使用する量が多くなるのも当然でしょう。

枝  たわむ線。その強弱。 花 というときは その下に続く茎や枝への思いもふくまれるのは 日本独特なのでしょうか。
あえて空間を多くした私の作品に タイの人たちのカメラが たくさん向けられているのを見ました。
同じアジアでありながら まったくちがった人々の花への視点を また面白く思いました。


1 件のコメント:

鳩 三郎 さんのコメント...

先生、お疲れ様でした。

それにしてもドハデなオンマさんですね~(笑)