2010年4月28日水曜日

驚きももの木 広島家元LIVE  思い出すのは

海外40カ国以上でデモンストレーションをすれば なかでも印象深い国や都市はいろいろあります。仕事が大変だったところ うまくいったところ いかなかったところ 考えさせられたところ。終わってジーンときたところ。

そのひとつが ワシントンD.C.の ケネディセンターでの デモンストレーションです。
先代の家元 勅使河原宏先生がそこでデモをなさることになり 私も随行することになりました。
500席は売り出しそうそう完売になってしまったそうで、宏先生は大きな作品をなさるので 福島は小さい作品を 次の日に同じ会場でデモンストレーションをするようにといわれました。

晴天のへきれきというのはこのことでしょか。
家元のデモをみられないかたたちが 次の日変わりに福島のデモを???????!!!!!!!!!!
責任重大ということがこれ以上あるでしょうか。
それと私は 直前の3月後半の二週間、 スーダン オマーン サウジアラビアに派遣され そこでデモをすることとなっていて ワシントンに飛ぶのは この中近東アフリカの旅から東京に帰り わずか5日しかない。

丁度の年、私の節目の誕生日は このスケジュールがすべて終わってワシントンから東京に帰る日になる。この自分にとって記念すべき日 泣いて帰るか これからも頑張ろうと思うか。これから私の未来は、このデモンストレーションできまる と思ったものです。

ワシントンに飛んでその準備の日 アトリエスタッフと 草月のメンバーが朝早く待ち受ける中 楽器を運ぶ 長いトラックで 南のほうから桜の鉢植えが大量に到着しました。[ハーイ!)と運転席から顔を出したのは中年の女性で 息子と変わりばんこで夜走ってきたわよ! と 親子でおいしそうにマグカップのコーヒーを 口にしました。なんだか 私はそれを見て元気になりました。

家元の桜を使った舞台の大作に、ワシントンの観客はわきにわき スタンデイング オベーションで その幕を閉じました。

いよいよ次の日 私のデモンストレーションの幕があきました。 すると、前列に宏家元 眼力ですぐ気がつきました。隣にはお嬢さんで 北米局長の勅使河原季里さん。
それからのことは 実はあまりり覚えていません。
有能で これ以上考えられない 家元アトリエスタッフたちが ついてくださったおかげもあり 無事終えることができました。一週間前のサウジアラビア スーダン オマーンで 大使夫人はじめ多くの方の大変な協力はありましたが このワシントンでの花のエキスパートの協力は何物にも変えがたく ありがたさをひしひしと感じました。 
その前の晩 終わったらおすし屋さんで待っているからという 宏家元の言葉に 片付けもあるので と申しあげたところ いいからまっているとおっしゃっていました。

すべておわり アトリエスタッフの何人かとおすし屋さんにうかがいました。先生はカウンターに徳利を前に たったひとりでお待ちでした。 おつまみがちょこんとあり お箸が行儀よく箸おきに おかれていた光景を忘れることができません。
お疲れさま よかったよ、静かに言った一言で私の中の何かが解けていく感じがしました。

あれから 10数年。そしてこんどは 宏家元の次女でいらっしゃる茜家元のLIVEに 花を生けさせていただくのは 感慨深いものがあります。どこからか (福島君、よろしくね!)という声も聞こえてきそうで---頑張らなくちゃ!!

2010年4月25日日曜日

驚きももの木 家元Live In 広島

次の日大阪で仕事をなさる家元も この日 急遽下見においでになることに。並んで最後列から舞台を見下ろすと 小さな花などいけてもここからはなんだかわからないだろうなあと思えきます。
[大きいですね)と思わずいった私に おおきくうなづき下の段に降りていかれるのを 追っかける私。企画課のMさん アトリエのMさんはその間 舞台の入口 などを図面を見ながらメジャーで徹底的に図っています。
楽屋も秘書のNさんとチェック 、導線も 大きな花材を運ぶのに 確認です。搬入口が舞台と近いので助かりますね、と アトリエの責任者M さん。トラックがつけられる駐車場も確認。」エレベーターの大きさ 途中のドアの高さ 幅など。

家元 客席に座ってごらんになる。私も一番横の列から舞台を見てみます。
前もって図面は渡されていたけれど 実際に見るとやはりその大きさをひしひし感じます。
舞台もそうとう奥行きがあり 幕もたくさんあり 想像力をかきたてます。
あれもできるだろう。これも面白いかも。

しかし私はかきたてられすぎて あとでまとまらず 大変なことになるのです。
 

こう書いてきて M が イニシャルのスタッフが こんど御世話になるひとたちに多いことに気がつきました。。どうしたらいいかなあ。私の担当の アトリエスタッフの ひょろりと伸びたMさんもそうだし。まだこのブログには登場していませんが このMさんに私は(ねえねえ あれはどうでしたっけ。長すぎたら問題よねえ。あれはどんな大きさ? )などと 話をするたび (あーーそれはですねエーーーーこうですからーーだーいじょうぶーですよおー)と落ち着かせクールダウンさせてくれるので 助かっています。

企画課のレデイMさんは今までどおり M
アトリエの責任者 M さんを AM 
アトリエの私の担当のっぽのMさんを NPーM にしましょう。どうぞよろしく。

2010年4月22日木曜日



この写真 なんだか分からなくて申し訳ありません。これが会場です。この日 夜のために公演の準備中のところにお願いして ちょっとだけ お邪魔しました。さて いったいここで どういう風にライブが繰り広げられるのか 考え込んでしまいました。この写真で見る限り座席も舞台もほんの一部で 分からないと思いますが 1000人以上収容。それにしても 広い!!!!


驚きももの木 家元LIVE  In  広島

さて 日にちはきまったものの 何をしたいかと 言われれば それは もういろいろなアイデアがわいて。。。。といいたかったのですが 何しろ場所を見ないことには イメージも浮かびません。
これは 年内には下見を予定しているということで 安心したのでした。
7月になり 家元にご挨拶も済みました。そのときは 先生は にこにこなさって (よろしく) とおっしゃったのですが お忙しいい方なので きっとそのときは私とおなじくまだ時間があると思われていたことでしょう。

数年前 創流80周年の記念のライブは 国技館で行われました。6000の席が全部埋まり 家元によって中央のステージにさまざまな場面がさまざまな花材とともに展開されされました。 その間をゴスペルシンガーが歌い ダンサーが踊り 前の3代のどの家元もなさってないことだ と私は感じながら 興奮の中におりました。 

それから 大阪 仙台  鹿児島 札幌 名古屋とライブは続きました。
いけばなをよく知らない方たちに いけばなはこんなことも可能なのです と興味を持っていただくきっかけになってもらえばというコンセプトで 各地を回ることになったのです。
家元のほかに 各回講師の皆さんが それぞれ個性的な舞台を繰りひろげ 私もこんどはどうなるのかしら と 追っかけをしておりました。元赤レンガの倉庫の会場で。 あるときは 1000人入る 急な客席で少し居心地の悪さを感じながら。 会場に着くまで 桜島は噴火しないでしょうかねなどと冗談を言いながら 。。。。。。。 場所もさまざまですし  季節もちがえば 繰り広げられる花もちがい 毎回楽しんでおりました。
まさか私が次の舞台を担当するとは知らず。

そして 季節はめぐり 去年の12月 広島の会場 下見となったのです。 

2010年4月18日日曜日

驚きももの記  ついに

年が改まって2009年となり やがて 桜のたよりも待たれる頃 会館で企画課のMさんとすれ違いました。

日にち決まりそうです。

?何が?

家元LIVEの日にちですよ。

!あの話 生きていたの?中止ではなかったの?

いやだ先生。延期といってましたでしょう?!来年ですから まだ時間はありますけれど。

こんな会話が交わされました。

それから何週間かたち そしてついに決まったのです。

家元いけばなLIVE In 広島

2010年 7月3日(土)13:00-15:45

場所は広島市 アステールプラザ 大ホール


そう! あと一年と少し どうしようか。。。。広島への道が敷かれた一瞬でした。

驚きももの木 いけばなと アレンジメント



このブログをごらんになっている方で アレンジメントをしているけれど いけばなにも興味あるーーという方もおいででしょう。ではアレンジメントといけばなのちがいは?
おととしの春 NHK俳句に出演していらした俳人の長谷川櫂さんに招かれてNHK教育テレビ出演したときのこと。そんな質問を長谷川さんから受けました。

いけばなは 線や花で空間をつくり 生かそうとします。アレンジメントは空間を埋めようとします。

確かこんなような返事をしたと思います。それを長谷川さんが興味を持ってくださり、昨年(和の思想)という本の中に書いてくださいました。デモンストレーションの様子も書いてくださっています。

長谷川さんも大岡信先生ご夫妻を通じて知り合った方のひとりで結社をお持ちで 俳句の分野で たくさんの句集 著書があり 受賞も数知れず。きっと後世のひとたちが長谷川さんの俳句といったとき 必ずこの本も見てくださるだろう、私は小さな存在だけれどこの本で 活字として残った とうれしくなりました。

ところがサプライズはこれにとどまりませんでした。
今年の3つの大学の受験問題に登場したのです。
これは 長谷川さんの いわばそぎ落とした明解なことばでつづられた文章だからこそです。
しかし私のこの アレンジメントといけばなの違いの部分が 三校とも出たと知り、ますます驚きでした。
言葉が翼を持ち 飛んでいったのですね。

この3大学の受験生のかたたち。この問題はうまくクリアしたことを願っています。そして玉川大学 岡山理科大学 高岡法科大学の一年生の皆様 いけばなをどうお思いになったか 聞いてみたいです。

2010年4月17日土曜日

驚きももの木 さて デモンストレーションといえば

海外出張が多かったというと いままでに何カ国くらいいっているのですか?ときかれます。
ほとんどが いけばなの仕事でいかせて頂いているのですが いつか数えたら40カ国は 越していました、。それからずっと数えていないので 50カ国に近いかもしれません。
中には 何回もうかがったところ また 同じ国の中でいくつかの都市を回ったこともあります。

そんな旅での仕事は 参加者がいけばなをいけて それを手伝ったり 講評をする いわゆる研究会と いけばなをならっているひと または その場所の重要な そして影響力の大きい人たち その町の一般の人々に デモンストレーションをしてほしいという要望があります。

花はともかくとして 日本のように 枝物がお花屋さんに行けばあるわけではなし のこぎりや 釘や はさみ などを持って先ずは花材集めから始めるのです。
ここら辺は (南米いけばなの旅)に書いてありますが 海外の仕事で一番大変なところかもしれません。
あらかじめ許可を頂いた 植物園や公園 個人のお宅 また大使館が関係する仕事であれば 大使公邸のお庭で  大使夫人や 庭師の方に協力していただき 一番影響のない 目立たないところを切らせていただくなど。

あれは南米のどこの国だったか。かすみそうの栽培農家につれていっていただき 見事なかすみそうを どうぞバケツになんばいでもといわれたことがあります。日本では考えられず うれしくて 舞台いっぱい使いました。
その次 アメリカだったと思うのですが かすみそうが安く手に入る時期にいき これまたたくさん使いました。その結果 見事にアレルギーになり 喉はいたい くしゃみは止まらず ついに後から来る日本の人に かかりつけの耳鼻科医から 薬を持ってきてもらいました。
過ぎたるは 及ばざるがごとし というのを実感しました。


。  

2010年4月16日金曜日

大阪造幣局 4月14日

驚きももの木 家元LIVE広島への道

==もしもし! あなた!桜で浮かれているどころではないでしょう!ライブ って いったいなんですか?

==失礼しました。このブログを見ているかたで ライブをご存知のない方にご説明します。

ちょっと前に終わりましたが このホームページのSTORY というところを見ていただくと、[南米いけばなの旅)ふたたび というタイトルで 連載をしていたものがあります。
私が 若い頃南米の6カ国をいけばなの使節として回った記録を書いたものです。その中で デモンストレーションという言葉がたびたび出てきます。
デモンストレーションとは 何作かの作品を 何も無いところから 観客の前でいけていくことです。
観客は 作者と同時にいけばなの出来上がっていく過程を楽しみます。(ああ こうやって作品がつくられていくのか)と見ているかたは 気がつきます。 時には 大きな枝が花器にうまくとまるのを感心したり 次の鮮やかな花が加えられると作品の印象が がらりと変わったりーーという 作品がいけあがっていく過程を作者と同時に経験して楽しむのです。
もちろん 花を習っている人たちを対象とする講習会のように たとえば 技術とか 色のあわせかたとか 観客にとって勉強が目的 という場合もあります。
また 観客の人数も 大事な海外のお客様に 日本文化の紹介の一環として部屋で披露するささやかなものから LIVEのように 舞台で大勢の方たちの前で 大規模にいけばなを楽しんでいただくショ-というか パーフォーマンスのようなものもあります。

いずれの場合にも 普段お稽古で体験するいけばなとは またちがった意味でのいけばなを楽しんでいただくことができるわけです。 
 

驚きももの木 枝垂桜 


一昨日の京都 枝垂桜。タクシーの運転手さんに だまされたと思っていってみませんかーーといわれ だまされてきました。すごかった!!

2010年4月13日火曜日

驚きももの木 家元Live in 広島 だけどーー

広島か。。。。。いったい会場はどんなところなのだろうか。
どんな大きさなのだろうか。 何をしたらいいのだろうかーー

と、考えるうちに気がつきました。一年半近くあるではないか。
今から考えるのはやめた!
さっぱりした性格というか 執着が無いというか。これが私の短所でもあり長所でもあります。
私の前に 次の年には いくつか家元ライブがあり 私も次のライブを楽しみにしていました。いままでも大阪 仙台 鹿児島 などで行われ 二箇所にはうかがいました。 家元のほかに 先輩の講師の先生方が それぞれ工夫を凝らして 舞台の上でパーフォーマンスをなさるのを 毎回楽しんでいました。
札幌でのライブ その次は名古屋!それから広島。

私の広島の前の二箇所を拝見してから考えても遅くはない。
そうだ。そうしよう! それまで考えるのはやめよう。 私の心は少し軽くなりました。

そして年が明けたころでしょうか。
再び企画のMさんの電話、

[先生 申し訳ないです。広島のライブですが 延期になりました。)
[ではキャンセルですか?)
[あくまでも延期です)

複雑な感情が私の心の中にありました。
ほっとしたのと 少し残念だったのと。

まあ 天がどうしても私にやりなさい というのなら やることになるし そうでなければご縁が無かったということでしょう。それにしても声をかけてくださった家元に感謝しよう。、

これまたさっぱりとライブのことは忘れていたのです。


2010年4月12日月曜日

驚きももの木 家元LIVE 広島への道

忘れもしない 一昨年の11月の末だったでしょうか。
草月会の旧知のMさんから 電話がありました。彼女は企画課といって 展覧会や講習会 ライブなどを企画し運営していくーというセクションを率いています。 

ー先生 再来年の3月 予定何かはいっていますか?
ーはぁ。再来年って えーと。今2008年だから 2010年でしよう? そーんなの なーんにも入っていません。来年のことだってわからないもの。それで 何?

大きないつもの秋の展覧会がおわり ほっとしていたこともあり 私の日ごろのゆるい性格がそんな返事をさせてしまったのでした。
しかし 数秒後 私の声は確実に変わっていました。
それは家元LIVE In 広島に出演の依頼でした。その場で [喜んでおひきうけいたします)といって電話を切ったものの 私の頭の中は 突然右から左に光がとんだような。赤とグリーンと白の絵の具がまわりだしたような。あ くらくらしてきた。

何ですっって!?!?!家元が舞台にご出演の前に 私が同じ舞台でいける。これだけでも衝撃を受けたのに それもひとりでーーということです。先ず思ったのは 3月 うん!花木がある!ということでした。その次に考えたのが 2010年の3月まで 病気 怪我はできないーーと思ったのです。

こうして 私の (家元LIVE 広島への道)が 始まったのです。



(みなさまへーーー 驚きももの木 のなかで これから LIVE 広島への道 として 今年の7月3日(土)の当日まで時々ここに登場します。
 しかしこのことだけでなく いけばなのことをはじめ 身の回りのこと その他 (つれづれなるままに) 書いていこうと思います。これからもどうぞよろしくおつきあいのほど、お願いします。)




  

2010年4月11日日曜日

驚きももの木 私の木





私の木 紅枝垂(べにしだれ)です。満開のこの桜の下に立つて空をみあげると すべてを忘れ 実に幸せな気分になります。
花のドームの下の空間は 直径10mあるかもしれません。

一昨日は 展覧会の打ち上げの昼の部がありました。奥様たちで夜は出にくいという方たちが 主にあつまりました。 久しぶりに 緑の濃淡の格子のつむぎを着ました。灰色に桜を織り出した帯に 母が使っていた鎌倉彫の桜の帯止め。浅黄の帯〆。この組み合わせは 来週はもう季節が移ってしまってできませんね、

さあ いつまでも余韻に浸っていられません。 いよいよ広島の家元LIVEが近づいてきます。

2010年4月10日土曜日

驚きももの木 私の花木たち




展覧会の準備の最中にも 早朝 このあたりを ウオーキングしていました。 今日は何をする しなければならない その優先順位をつけるのに この時間 歩く間に頭を整理してはっきりさせるのは もってこいだからです。去年から楽しみにしていた( 私の木)とひそかに名をつけた木が 公園で待っています。その花が咲くのが実はこの季節の楽しみです。それは夏に自身の葉や 周りの木が茂っていると場所さえ見失ってしまいます。植物に興味の無い人は その存在すら知らないでしょう。その名は三椏(みつまた) 前にこのブログに登場したこともあります。和紙の原料になります。枝は3つの方向に出ています。いけばなをご存知の方は さらし三椏を使うことがあるでしょう。
3月 この花がだんだんかたちになって 色がつき オレンジ色を見せ始めると 春もいよいよたけなわに。この木の前に立ち 来年も 元気でここにたって花を見たいと思うから あなたも頑張ってね、と ひそかに木につぶやくのです。 

2010年4月9日金曜日

驚きももの木 みなさんが

今回の社中展、。本当にたくさんの方が来てくださいました。
2日の会期中でおいでくださった 680人プラスの中には 家元(驚き かつ とてもうれしかったです、でも少し緊張してしまいました。) 重鎮の中でも大重鎮のO先生、I先生。特にO先生は 確かお年は90の中ほど、ぴんとした背中 花をご覧になるときは 鋭い でも暖かい切り口 それに美しい。ああいう風に年を重ねられたら という憧れのまなざしでそこにいた全員見ておりました,おでましくださるなんて 感激しました。先生!長生きしてくださいね。 (あなたなんか (先生 もう私は年ですから) といっているけれど O先生に比べたら 子供じゃないの。)というせりふ 何度も言って門下を激励しています。
本部講師 助手のみなさま、また 先生方。遠いところから わざわざいらっしゃったかたがた。 このために帰りを伸ばしたといってくださった 関西の先生方。
私の花には直接関係ないけど みにきてくれた友達、また49人の出品者の ご家族 同僚 ご友人、
外国の大使夫人、元大使ご夫妻 議員ご夫妻 出品者ではないけれど サポートしてくださった クラスの メンバーたち 元メンバーたち 本部の教室の方たち スタッフの方たち ジャズ歌手 ドラマー 敏腕トレーダー 花関係の部長様 占い師。?あの人誰のしりあい???のみなさん。またこのブログをみて おいでの方も 。

みなさま 土 日 の 年度末にもかかわらず おこしいただき 本当に有難うございました。ひとりひとりには 十分に伝わってないと思いますが とてもうれしかったです。有難うございました。
この経験をを元に 又頑張っていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

驚きももの木 つづき



この展覧会に出品してくれた人たちの中に 過去に草月展新人賞を頂いたひとたちが4人います。
ひとりは フィンランドのリサ そして少し前のページで 桜をいけた作品の作者 そして この二人 お花屋さんに勤めるベテランです。 ひとりは軽やかに 一人は 迫力を、。2作品 まったくちがういけばなの
表現です。

驚きももの記 そして



一部しか見えませんが 足の部分の ステンレスは私の作品ですが この作品は 何か都会的な作品になりましたね。作者と初めてであったのはインドでした。このように外国からお帰りになって 私のクラスにおいでの方もたくさんあります。
つぼの作品は若いメンバーです。花木だけをいけてみたいーーといって 椿とハクレンです。椿の花でなく斑入りの葉が花器とよくあってますね。

2010年4月7日水曜日

驚きももの記 フィンランドのリサ

フィンランドのリサの作品です。[写真が悪くてすみません、何しろカメラが私なので)
彼女はこの展覧会ために フィンランドから駆けつけてくれました。今ではフィンランドで いけばな作家として活躍しています。もとはといえば ホテルから私のところに いけばなをしてみたいという 宿泊客の方がいますが 英語で教えていただけますか?という問い合わせがあったのが 20年前くらいでしょうか、航空会社のパーサーだったリサは フライトのたびに日本文化を知りたいと いけばなのほかに書をならい 日本をくまなく旅行し リタイアした今は いけばなに情熱を注いでいます。

日本には多くの友人を持っていて こんども何人かがリサの花を楽しみに展覧会にいらしてくださいました。。こんどの展覧会のいけ込みは前日 食事も喉に通らないほど緊張したとか。 大胆なのに 繊細なところを持っているのです。つるそけい と ぼけ は 何回もいけてないから というのが理由でした。何しろいけばなの本家本元の国で その腕を見せると考えると 日本の展覧会で新人賞を頂いた身からすれば 緊張するのが当たり前かもしれませんね。  。

2010年4月6日火曜日

驚きももの記 会場は2箇所







出品者が 30人あればいいわねーーといっていたのが 私もだしますーーが 続出して 50人になったからさあ大変、出品料の見直しもおこない 検討の結果 もう一部屋借りることになりました。
うれしい誤算に悲鳴をあげました。

花は いけたら、人になる。
 
この蒼風花伝書のことばをかみしめ ぜったいにみんなちがった作品をいけてもらうよう 花材の調整もしました。同じ花材を使っても 同じような作品にはならないとはいえ 初心者にいってもどこまでそうなるか。案の定 かすみそう カラーなどをいけたいというひとが 多かったです。
それは いままでにいろいろな 花材をあつかっていないということもあります。

花屋さんに連れて行くとこんどは あれもいい これに変更しようかなあーーという人が多くなりました。

当日の作品の一部を私のカメラでご紹介します。少しぶれているのは あの騒ぎの中なので ご勘弁を。。 黄色のグラデーションの作品は最年長で 優雅で やさしい方 お人柄が出ています。

投げ入れの葉蘭のさくひんは 背の高い男性。やっぱりね。

2010年4月5日月曜日

驚きももの記 準備の日


展覧会を準備する日 気になるのはお天気、
曇りでやれやれでした。昨日お借りして積み込んだ展示台を 朝 会場で受け取るグループ。
お稽古場から 使用花器を積み出すグループ。 昨日の写真でもお見せしたペットボトルのシャンデリアの部分をホテルの花の作業場から積み込むグループ。花材を大量に積んだお花屋さんの車。マンションから花器をつんで運んでくださる出品者のかたの車、などなど。朝は大混乱とおもいきや 案外とスムースに行きました。
私はお稽古場から積み出すメンバーでしたので 会場に着いたのは一番おそく もう みんなはシャンデリアの組み立てに入っていました。
いけこむ人の到着時間もさまざまでした。会場にいた人たちは 手があいたとき制作ということでしたが 小さいお子さんのおいでの方は お昼。お子さんをあづける方は もう少し後、お昼休みに飛んできていけるひと。
夜が残業なので 半休をとった人。会社がおわり駆けつける人。一日だけ参加なので 最終日の朝いける人の花材はなるべく涼しいところにおいて保管。。
4歳の最年少をふくむジュニア4人も これはその4歳の彼女の作品です。

2010年4月3日土曜日

驚きももの記 展覧会!!!!!




皆様 長いことアップせず失礼いたしました。
2日間の展覧会 無事に終わりました。会場にお運びくださったすべての方に 感謝申しあげます。
中には このブログをごらんになり 面白そうなので おいでになったとおっしゃるる方もあり 本当に感謝感謝です。

すこしづつ この展覧会の報告をしてまいりますが 先ず第一弾は これです。この写真 教室をいっぱいにして 作っていたシャンデリア。おいでになった方は 一瞬????とお思いだったと思います。作品を並べる上で 反対側の邪魔にならないようにと みんなで智恵を絞った結果 ペットボトルを使うことにしたのです。
ホテル関係の メンバーに渡りをつけてもらい 使ってすてるペットボトルをもらってきて 洗って切って 使えない部分を捨て ホッチキスを使い ビニールに綴じ付けました。700個は最低でもあったでしょうね。教室チーム 会社チーム 家の周りのチームなど 各々パーツごとに作り 最後に集め つるすこととなりました。
LEDの電気を仕掛け 完成です。なかなか 迫力がありました。これは メンバーの発案 形を何人かに作ってもらいそのなかで これ。というのを決めて作っていったのです。
私もとても気に入りました。

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