2010年2月27日土曜日

驚きももの記  てんやわんやの展覧会準備

今日は みんなが展覧会で使用する花器のリストをつくるため Nさんが各々の花器を撮影. 先生のノートパソコンに入れるので 持ってきてくださいね、といわれ もっていきました。
実は私は 知る人ぞ知る パソコン音痴です。
先日も 出張で家をあけるため このノートパソコンンを旅先に持っていきました。それはよかったのですが 長い間使わなかったので 充電するのをすっかり忘れてしまい ただ重いだけソン、役に立たないまま かえってきてしまいました。何を持っていくかも考えず本体だけ持っていって 気がついて知人に電話しまくり 何とかならないかと大騒ぎをしてしまいましたが 結局はどうにもならず。。。 こんなことは しょっちゅうです。
今日は Nさんが手際よく撮影し私のパソコンに画像を入れてくれ 感激しました。
そもそもパソコンを使うタイミングは この年にしては よいほうでした。
英文のタイプは 高校生から使っていましたから 同年代に比べれば楽勝ーーと最初は思っていたのですね。
今ではとんでもなかったと 思っています。
リストが出来上がっていくのを見て いよいよ準備も佳境に入ったという気がします。

生徒たちがこの展覧会で 花材を見る目が変わってきているのを感じるときがあります。
いつも 手の熱が伝わって 植物がぐったりするのでは?思うくらい 時間をかけ ああでもない こうでもないと考えている一人がいました。。どうしたらよいだろうか。いつのタイミングで声をかけようかと私はそのたびに観察していました。その人が 突然 [先生 花をいけるのって 子供と向き合うのとおなじですね。]というのです。(こちらのペースで行こうとすると 反発したり思うようにならない。)
(そうよ。本当はどうして欲しいのか じっくり聞いてあげないと 植物も)
彼女の作品は きっとこれから変わっていくのではないかしら。

展覧会をするためには 考えられないくらいの面倒くさいこと クリアしなければならないこと 計画を練りに練らなければならないことが次から次とあります。でもこんな声を聞くとなんとなく うれしくなります。

もうすぐです。



 

2010年2月26日金曜日

驚きももの木 展覧会 てんやわんや

3月27日 28日と 表参道で7年ぶりの社中展を開きます。
7年前も同じところでした。今回の出品者数は 7年前の倍になり うれしい悲鳴を上げています。
お借りする予定の場所では収まらず 隣の部屋も拝借することに。
何しろ そのなかの4分の3が 展覧会なるものに出品したことのない方たち。

花器の選定はもちろん 花材のアドヴァイス。 いくらくらいかかるか それも お花屋さんをまずのぞいてみてね。季節が移って 一週間で 花材が店頭でなくなるということもあるから 変わりも考えて、どうしてもいけたいものは 特別注文で 少し高くなるかもしれませんよ。

先生!彼岸花をいけたいのです。お彼岸に咲きますよね!!!
そうだけどーーそもそも お花屋さんには ないわよ。ちょっとまって! あれ秋のお彼岸よね。確か。

 出品の注意書きに こんなことまで書いてーーということも書かなくてはなりません。
花材を水切りするボールはわかるけど (水を通す籠) とはなんですか?
 ほら。クラスの流しにおいてあって そこに 花器から水をあけるでしょう。水の中に 枝とか 葉の切りくずがあったら 排水溝に詰まって大変なことになるでしょう。

出品申し込みしたはいいけれど 教室に姿を現さない出品者。
いける瞬間は お稽古の積み重ねがどっとでるのです。。。と出品者全員に連絡のメールに書きながら そのひとの顔を思い浮かべ 年度末だしいそがしいんだろうなあと思うのです。
でも あと一ヶ月 いくらなんでも 現れてと 連絡を取ろうかというところです。

こんな毎日です。 

2010年2月6日土曜日

驚きももの記

驚きももの記 桜

昨日朝の 英国大使館近くのお堀の桜です。

長く会わなかった知人に やせた?といわれました。
やりましたね!!!
それもこれも この景色の中をウォーキングする楽しみを見つけたからです。朝早く 車も少ないこの道を早足で歩き始めるとき なんとも言えずうれしくなります。特に狭い我が家からこの空間に飛び出したとき (目の前のこの広がる道は私のためにある!)などとつぶやいてしまいます。私のトレーニングコースを彩る四季の植物の変化 顔なじみの散歩中の犬たち。桜も遠くから見るとボーっとピンクの (気配)すら 感じられるのは気のせいか。。

ジムにも登録していて 骨折をしたときはリハビリ代わりに通いました。でも 昨今の経済状態もあり 節約のためもあって あっさりとやめました。なんといってもこんなプライベートコースがあるのですもの。

昨年末 よくいく店のセールで 数年前買おうとしたジャケットを見つけました。値段が高くてとても手が出ず なにより前のボタンが止まらなかったので すぐあきらめました。それがなんと年数がたったからでしょうか。 3分の一 の値札が。着てみればボタンもとまる!!もう買うしかありません。
これで おしゃれの選択の幅が広がります。もうサイズが上の何とかコーナーをのぞく回数も減るでしょう。

ジムに払うお金で お気に入りだったジャケットが買えたーとなるとなんだか得をしたような。

結構私も小さい幸せで満足するものだと思いました。
さて これで気分をひきしめ 健項に気をつけ 3月の社中展と広島を目指します。


2010年2月5日金曜日

驚きももの記  スペイン人

一昨日スペインのシェフ16人のご一行のため 家元がデモンストレーション。スケジュールの関係で 2作だけで 私が後の数作をいけるのをお引き受けするということになりました。

家元は 準備のため朝から下いけ。下いけとは 私たちいけばな人にとって 花器を決め 全部仕上げはしないまでもさっと花をあわせたり スタッフと段取りを打ち合わせしたり ということを意味します。
わたしも とても緊張して自分の下いけをしました。
3時には全部スタンバイ。ところが 約束の3時半を過ぎても 誰も現れません。
やっぱり スペイン人!。いや さすがラテンというべきか。

電話をしてみると いま近くで和食のランチが終わったということ。 
ご一緒のはずの大使夫人は この日もお忙しく別ルートで到着なさるということでした。
3時50分になってもだれも到着せず。
ーーランチといえども コースならお酒も出るでしょうし きっと酔っ払ってくるにちがいない。寝てしまわないかしら。いやな予感もしてきます。
もう一度電話をして こちらに向かっているということを確認。電話の向こうから ボランテイアの通訳のかたの そちらまで歩くといって歩き出しちゃったのです! という 困り果てた声がきこえてきたとか。
ああスペイン人!!確かにここまで近いけれど。

家元とわたしたちが 2階のガラスばりの窓からのぞいていると 荷物を両手に下げた男性が首をくるくると 上を見上げている。第一陣の先頭か。、思わず こっち こっち と大声を上げてしまいました。4時を過ぎようとしていました。

ご一行は 家元のデモが始まると興味深々 前に座っていた何人かは 枝は この器にはこういう仕掛けでとめましたーーの説明にすぐさま席を立って テーブルの上の花器の中をのぞきこむ。日本人じゃあり得ない!まだ途中。 家元ですぞ、あなた。
家元の次に いけさせていただき 何とか無事に終了、記念写真となりました。
はいチーズ の 掛け声に ノー マグロー ワサビィ トーフ  イッケバーナ 

いい研修だったようです。




 

 

2010年2月3日水曜日

驚きももの記ーー雪の後には

東京も雪が降りました。今日などまだ道路に残っています。きっと雪国の方は笑ってしまうでしょうが なれないわたしたちには 一大事、笑い事ではなく 滑って転んで怪我をする人も多いのです。

さて 三月に社中展をすることにしました。場所は表参道です。
もう大変。--というのは7年前 同じところで したことがあったのですが 今回はその倍の人数となり どうしたらいいものやら。頭をみんなでひねっているところです。でも これが楽しいんですね。
そのうち 招待状を作るのに メンバーの中に グラフィックデザイナーがいる。お金の計算に強い人がいる。インテリアの専門家がいて 作品の配置図を 仕事そっちのけで 考えてくれる。みんなに情報を回すのに パソコンに強い人がいるーー。縦看板の案内は 会社の大きなコピーができるので何とかしてくれそうな人がいる。。などなど。。。。。まったく人に恵まれていることを 痛感しています。
お近くのかたは いらしてください。ジュニアを含む男性もいけばなを楽しんでいます。
少しずつ 進展状況をご報告していきたいと思っています。

もうひとつ あります。それは又そのうち。