2012年12月9日日曜日

読売新聞日曜版

けさも 読売の日曜版に私のいけた花が掲載されています。
パーテイーで 同じワイングラスを 人と区別するのが酔っ払ってくると困難になルーーという経験上 植物でおのおの違うマーカーをワイングラスに作ったのですが それはとりあげられず 残念。

漆の杯に ピンポンマムも入っているのですが それの説明もカットーーーー。タイトルが さんきらいなのでそうされたみたいです。

先週の記事をみて 花も本人も 本物のほうがきれいです。。。。。といってくださるかた数名あり。

あと2回日曜日にのります。それまで どきどきです。

2012年12月2日日曜日

読売新聞

今朝の読売新聞に 私の花が掲載されています。
これから 12月の日曜 日曜版 〔花図鑑)にあと3回掲載される予定です。
最終原稿を拝見してないのでとても不安。

2012年11月27日火曜日

きごさいカフエ

10月からg隙に2,3度 きごさいカフエというサイトに植物の事を書かせていただいてます。
季語と歳時記の会のなかで 書き手は女性ばかりですが 皆様俳人として大活躍のかたがたばかり。
飛岡光枝さんは 私の俳句の師匠です。彼女は長谷川櫂さん門下。
俳句は入門したてですが まずなんと日本語は豊かなのだろうと思いました。
そして 私はどんなに日本語をしらないかーーーー
そんな私が 植物の事は少しは知っているといえ 書かせていただいていいのだろうか:

若し興味がありましたらのぞいてください。

caffekigosai
http://caffe.main.jp/

2012年11月24日土曜日

大変ご無沙汰しております



怒涛の10月がいき 自分でもよくもちこたえたという一ヶ月でした。
それもこれも 皆様のおかげなのです。

10月 1日 ローマへ ローマでデモ いけこみ 研究会
   10日 帰国
   11日 三島
   12日から13日 銀座和光でIMFのVIPのデモとレッスン
   14日より すべてのレッスン再開
   20日 マンションの展覧会準備 22日まで私の住んでいるところで門下の展覧会
   31日 草月展いけこみ

こう書いてみると よくやったと我ながら思います。
でも ローマに来てくださったヨーロッパ在住の 生徒のみなさま ご主人たち 東京からついていってくださったKさん 和光のIMFのデモで朝8時集合というのに 出てきてくださったアシスタントのみなさま 
展覧会を私の留守の間に着々と準備をしてくださった東京の福島グループのメンバー。
ローマでお世話になった大使館 日本文化会館のみなさま、
みんな みんな 有難うございました。私は人という大事な財産に恵まれました。〔--お金は-ーねぇ)
写真はローマに駆けつけてくださって福島グループのメンバーで デモンストレーションオあとの一枚。  

2012年9月2日日曜日



一年生のいけたパイナップルツリー 本人のデッサンです。


   今回の作品です。4歳のときから一ヶ月に一回のペースで御稽古。あとから入門のマダムや 大学生 おじ様たちに対しても 先輩なのです。今日はパイナップルツリーを いけて スケッチしました。


夏休の終わりにクラスにお母様と来た最年少のお弟子さん。  いけた作品をいつもスケッチしてもらうのですが これは前回の作品。

2012年8月28日火曜日

網を使って製作しました。せいの!で支部の役員の10名の皆さんに手伝っていただき フィナーレをかざりました。富山県は 今のところ大きな災害もなく 水よし 米よし 人もよし 湾からの魚も勿論よし。日本酒はあまりいただかない私ですが お酒が美味しくて つい、いただいてしまいました。 
松の作品の上には 。

2012年8月27日月曜日

昨日の富山県支部の講習会にて。 デモンストレーション12作。支部長先生はじめ役員の皆様のおかげで 無事終了。 これは 剣山なしで いけた作品ですが 大王松、柿、桐 おのおの2メートル以上ですが全部何人かの会員宅からです。お花屋さんからではありません。 さすが富山! 大感激!!

2012年8月13日月曜日

お盆に



お盆です。だからこの話をさせてください。

一昨年、暮れも押し詰まった、確か27日。 バラの研究家の知人から電話がありました。

彼女の知り合いのお母様が93歳で 家でお食事を終えて、気分が悪くなり、 そのままなくなられた。

その知り合い、 仮にTさんとしておきましょう。Tさんは、バラに関係ある本の編集長として,発足当時から活躍していました。母上も大のバラ好き。娘として 何よりいつもサポートしてくれて、ここまでにしてくれた母に できる限りのことをして送りたい。
それでTさんは, 知り合いの、つまり私の知人に, 母が愛してやまなかったバラだけで,祭壇を造りたいといってきたのです。


ー手伝ってくださるかしら?私は(つて)を頼って今からあらゆる手をつくして バラを集めるから。

知人の 電話の向こうの言葉の勢いに私は圧倒されました。 

実はその日も次の日も,私にはお正月の花をいけるお稽古が入っていました。それとーー葬儀の祭壇を制作したことなどありませんでした。

-大丈夫!私だって祭壇作るなんて初めてよ。勿論、業者に花をいけるまでの支度はさせるわ。オアシスをつめた容器を明日までに用意させるわ。長いもの60個くらいでいいかしら?もっと?バラとバラの間に埋める小さなグリーンか花か何かをそちらは用意してくださいね。

祭壇をつくるーーと言った事に躊躇したものの、私は 次の日3時間だけならと約束し 生徒でやはりその年 母上をなくした方に 手伝いのお願いの電話をしたのです。

次の日 本堂に集まったバラは 赤を除くあらゆる色。白 クリーム 黄色 薄いピンク、少し濃いものも。 大小、大輪のもの 中輪 ミニばら、スプレーバラ。たくさんのバケツがならべられていました。

ーほら年末でしょう?バラは やはりなくて 知り合いの生産者がもう店に出したものもまた買い戻しして集めたのー

 バラ研究家の知人はてきぱきと事を運び 私と生徒は 何百と言うバラをいけて行きました。途中でお棺も到着し その周りに ペーターフランケンフエルトという 濃いピンクの素晴らしいバラを生けていきました。 故人は そのバラがことのほかお気にいりたっだそうです。本堂は色とりどりのバラに全体が包まれていきました。なんてきれいなんだろう。私はなんともいえないフワーッとした香りの中で、ただ見とれて何度も手を休め、気がついてあわてて続きをいけました。


明るいバラたちが その美しさを競い、祭壇は まるで自然の花畑のような感じになっていきました。  Tさんは 友人に最大の感謝のことばをのべ (私はもう何も言うことない。幸せ。こんなにして 母を送り出す事ができるのは なんて幸せな事かしら)
Tさんは私にも何度もお礼を述べながら (そう 写真をとりましょうよ!皆で)といいました。

いいのかしら、と思いながらも私も カメラに収まりました。そのときの写真をあとでいただきましたが、 私たち2人のあいだにいるTさんは安堵と、私にはほんのわずか微笑さえしているような表情にも見えました。

若いころから順調に来た人生ではないかもしれない、ご自分やお嬢さんの洋服はご自分で縫い いつも娘をはげまし 働き惜しみをしなかったお母様と聞きました。

そんな人生に、娘から最後の贈り物、お嬢さんであるTさんは自分の思ったとおりのことができてよかった、そして友人も、私までも お手伝いが出来てよかったという 不思議に満ち足りた気持になりました。それは、私はお目にかかったことはないけれど きっとお母様がさせているのでしょう。
次の日のご葬儀には おいでくださったかたがたが 会場の本堂に入ったとたん まず初めに(なんて綺麗!)と驚かれたそうです。花も開いて 香りが本堂一杯にただよったとか。

その後Tさんは 仕事あけから、気持もあらたに仕事にがんばったそうです。



お盆をむかえ それぞれの思いで この日を皆様過ごしておいででしょう。
こんな話をして 申し訳ありません。でもいつかは皆様に申し上げたかったストーリーなのです。








 


 


2012年8月8日水曜日

夏休みーーですが 今年3月の画像です。

夏休ですが 残暑お見舞い代わりーーと言っては何ですが 今年3月の オーストリア グラーツのセミナーの模様を おめにかけます。オーストリアだけでなく 近隣の国々 ドイツ チェコ スイス などからも含め たくさんの参加者が 花をいけているところです。私は講評と 始める前に自分も見本の花をいけ 説明します。

2012年8月5日日曜日

2012年7月30日月曜日

作品の説明をちょっと

上の花器 角盥は平安貴族が手を洗うとき使ったというものです。レプリカでしょうが それにしても年数は相当たっています。左右の二本の(角)に袖をかけて使用したとか。花材は 芍薬(黄色なのです)半夏生 未央柳 笹ゆり 姫百合 ぎぼうし だんちく 虎の尾 など。 真ん中の写真は 私のデザインしたチタン花器です。右はワインクーラーにもなります。 アリアムシュベルテイ、ニューサイラン、エルムレス 一番下は 花器は 岩田久利作のガラス花器 さんきらい てっせん とらのお 枯れた、どうだんつつじの枝 それと ぶどう マスカットと巨峰ーー河岸に走ったのですが 場外でも結構なお値段でした。

I.I.東京支部 デモより

私がいけた三作です。バックがよくないのは いけて、直す暇もなく、もう取り壊す時間が迫り、移動不可能だったのです。 (photo 中野義樹) My arrangement for I.I.Tokyo Founding chapter.
フィンランドでの研究会。 いけばなに対する並々ならぬ情熱! ヘルシンキだけでなく ロシア、デンマーク、フランス スエーデン ジャージー諸島(イギリス)など。この人たちに満足して帰っていただかなくては、と私も張り切りました。

2012年7月29日日曜日

一連の今年前半のイヴェントがおわり 少しほっとしています。 ヘルシンキ グラーツでの研究会は3月。大阪草月展が3月末、4月が三島で個展と皆さんたちとの展覧会。5月 いけばなインターナショナルの世界大会 直接は関係ないけれど 知人がどっと来日。6月新宿草月展 6月II.の高円宮妃ご臨席の 家元とのデモ.----こう書くと けっこう忙しく見えますね。 秋はローマの草月のグループの25周年でデモと研究会、久しぶりのローマです。 仕事が終わって 2日帰るのを伸ばし プライベートでFiesoleへ。 そんなにいいところならーーと このローマのセミナーに参加の フィンランド オーストリアの二組の夫婦と日本から来てくれるKさんと 6人でプチバカンスとなりそうです。

2012年7月7日土曜日

驚きももの記

3月の話です。オーストリアのGrazと フィンランドのHelsinki に 研究会と デモンストレーションをしにいったときの写真です。これは草月のスタデイグループ Grazの皆さん。花材でも枝ものが 花屋では手にいらず、会員の家の庭と周辺で 研究会用の花材を自分たちで切り出すのです。  研究会は プラハ スイス パリ ウイーンなどなどからいらした 会員の方たちに 満足していただくよう 準備周到に。外国では特に大変です。  机の上でいけたり 壁作品を 場所を広く使うため ホテルのベランダで製作しています。 私はこのあと それぞれの作品の講評をするーーという段取りです。 大分ブログをサボっていました。 これからはまた 報告しますね。

2012年5月19日土曜日

昔の動画です。

数年前から 花のライブを 個人的にやっています。少しでもいけばなに 興味を持っていただきたいということではじめました。 ずいぶん前なので髪型も違い 第一若いし、今を知る皆さんにとって 別人のよう(!?) http://www.youtube.com/watch?v=Haq_dVeRYnU&feature=youtu.be

2012年5月11日金曜日

これも私の作品で 苔梅 石楠花 板やかえで かすみそう そして白いばらは 中田邦子薔薇研究所の中田さんにお世話いただきました。 ちょっと変わった組み合わせかも。

嵐のような2ヶ月半

大変ご無沙汰しました。タイトルのように嵐のような2ヵ月半 無事に乗り切れたて ほっとしています。 2月の29日から オーストリア フィンランドに出張 帰ってきて三島の展覧会の準備に3日後に三島 3月20日に大阪の草月展出品のため 一週間近く滞在。 大阪が終わって三島のプラザホテルの個展と 本館ではクラスをさせていただいている 三島のせせらぎ会の皆様の展覧会。終わってほっとする暇もなくいけばなインターナショナルの世界大会。ここは 関係ないとはいえ 40カ国の参加者の中の知り合いがどっと押し寄せ、旧交を温める場に。倒れなかったのは 皆様のおかげと 私のいい加減な性格が、こういうときに役に立つのですね。いい加減と言うのはどうかと思いますが 中加減と言ってもいいかと思います。 それとやはり生の花は 癒してくれます。植物を触っているうち こころが落ち着いてきます。  写真は 私の個展の作品です。 これからは 落ち着いた生活に戻ります、、多分。

2012年4月13日金曜日

驚きももの木 すみません さぼっておりました


さて はじめのお知らせ なぜ更新をさぼっていたかーーというと

福島光加&草月三島せせらぎ会展

三島プラザホテルで 個展をすることになりました。
小さいギャラリーですが 久しぶりに春のお花と 私のデザインした ガラス チタン ステンレスの花器を使います。

三島ご出身の詩人大岡信先生は 草月論文コンクールの選者としてお目にかかったのが 30年前。
(このコの文章はへたくそだが 何かもっている)と あとで奥様におっしやったとか。
そのときグランプリをいただきました。
以来 ご家族のみなさまともお付き合いをしていただいています。
大岡信ことば館は 三島のZ会のビルの中にあります。
そこで 私も年に数回先生の詩の一部を ヒントとして皆様と花をいけてきました。

そんな事から 三島で2ヶ月に一度お教室を持つようになり 教えておいでの先生がたと研究会をしています。
そのメンバーも 本館のロビーに花をいけます。
三島 いいところですよ。ことば館は 今 宇佐美圭司展をしていまして 壮大な油彩に圧倒されます。
うなぎも富士山の水で育っておいしいしーーーー
ぜひぜひお越しくださいませ。

2012年1月2日月曜日

驚きももの記 今年もよろしくおねがいします。





初仕事の写真です。
オースチンで 新郎新婦を神社まで送迎するのがこのホテルのサービスです。
オースチンを目立たせるように 花をいけたらと 提案しました。
副社長から 車の一台は、普通のお飾りでなく展示としてお正月の飾りをつけてという依頼に 答えたものです。
三島の私のグループの方たちの手を借りて 完成させました。
私のスケジュールの都合で いけこみは 大晦日。一夜飾りを避けるため 元旦に社長にシンビジウムを3本入れていただき
完成としました。

たくさんの方たちの幸せを祈っていけたつもりです。