2011年1月16日日曜日

驚きももの記 あたらしいこと

昨年に比べれば 時間があるーーと思ったので 新しいことをしようと考えました。
ちょうどお誘いがあったので ある集まりにくわえていただき 英文の朗読クラブに いってきました。

テキストは翻訳されている日本文学から選ばれ 今回は ラフカディオ ハーンの (雪女)。
短い時間で 少しづつ読んで アメリカ人の先生がそれを直してくださるのです。
英語の発音は 花という具体的なものがあり まずは英語は 補足として通じればはいいかと思っていたのですが 英語でいけばなを教える授業を担当してることから 近頃きちんとみなおしていない。これはいけないーーとずっと気にかかっていました。

集まった方は それぞれ英語の仕事をなさっているか 海外に住んでいらした男女10人ほど。
皆様それぞれ個性があり 朗読はお上手でした。 私はというと 一番のクライマックスの部分があたったので  ジャズを歌う時を思い出し 学生のころの英語演劇部の読みあわせを思い出し 楽しく読みました。
先生は私が初めてだったこともあるのでしょう。ほめてくださり 発音を一箇所 指摘してくださり 私は自分では 気がついていなかったその発音を直されたことをとても新鮮に そして 貴重だと思いました。

なんだか 英文の朗読にもはまりそうです。


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2011年1月5日水曜日

驚きももの記ーー新年おめでとうございます



皆様は どんな新年をおむかえになったでしょうか。ブログを見てくださっているかたの お幸せとご健康をこころより お祈りいたします。

今年 ホームページを少し形を変えながらつづけ ブログも皆様に楽しんでいけるものにしたいと思っております。
ところで この写真 どこだと思います? 実はフランクフルトのWさんの庭です。
松と竹 梅は心の中で足してくださいねーーとドイツ人の 草月のいけばなの先生からの めっせーじでした。

A Happy New Year to all the readers of my blog.
Can you find out where this photo was taken?
This is the garden of Mr. and Mrs W in Frankfurt. The pine tree and bamboo are the symbol of happy combination together with plum blossoms in Japan.
They sent New Year message asking me to add the plum bossoms in my imagination.

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2010年12月12日日曜日

驚きももの記 ご無沙汰してます



あわただしく日が過ぎていきます。もう今年も3週間をきりましたね。
さて過日 三島の大岡信ことば館で折々の花の今年最後の集まりがありました。
大岡先生は 数多くの翻訳書も出しておいでですが (サンタクロースの辞典)とうフランスの作家の本を訳しておいでです。この本がとてもかわいらしく 参加者の皆さんがぜひほしいとおっしゃったのですが 絶版で ネットで古本を探すしかないというのが現状です。
この本を紹介して  壁に植物で作った作品を製作しました; クリスマスを意識して クリスマスブッシュ さんきらい 赤バラ 杉 土台のさんごみずきなどを使い 単なるクリスマスリースではない独特な作品が出来上がりました。この写真はその後に皆さんで ターブル ド クドウ でお昼をいただいたときの デザート。パティシエでもある、マダム クドウに なにかクリスマスらしいものをと 御願いしました。モンブランのツリーとイチゴのサンタさん、皆さんとてもお喜びでした。 

2010年11月18日木曜日

驚きももの記



まゆみ もありました。原産地は日本なのに。
ニシキギ科だそうです。この学名 euonymusu sieboldianus
シーボルトと関係あるのでしょうか。と私が思うのは オランダのライデンの植物園で ヨーロッパになんでこの植物があるの?という 日本で花材に使っている植物をたくさん見たからです。シーボルトが日本から持って帰った その子孫が育っているものがたくさんあるとか。

euonymus sieboldianus in Nauod,Germany . Mayumi in Japanese  is of Japanese origin.

驚きももの記 6週間前ですが



ドイツの つたです。

ivy in Naurod Germany 6weeks ago

2010年11月14日日曜日

驚きももの記 またフランクフルトですがーー



花市場でみた とくさ です。隣の箱にあるアンスリウムの葉の大きさとくらべてみて 大きいのがわかりますか? この左の束のものが 根元が直径2センチはありました。高さはそんなに無いのですが。


horsetail in the flower market
They are so huge compared to Japanese horsetail.

2010年11月13日土曜日

驚きももの記 もうひとつ


 
もうひとつありました。
スイスに支部ができて25年。ちょっとしたお祝いということで ケーキが用意されました。これには私も特別な思い出があります。

当時 前の家元 勅使河原宏先生が パリに仕事で滞在していらして ジュネーブで教えていた 池田淑さんが 支部設立の御願いに宏先生をパリのホテルに訪問したのです。
そのとき海外部として随行していた私は ほかのスタッフとともにいて 池田さんを紹介しました。 
先生は機嫌よく (いいよ おおいにがんばってやりなさい)とえくぼを深くして激励をしておいででした。

私が仕事が終わると 日本料理に会員の方たちが連れて行ってくださいました。
(覚えてますか?宏先生ここがお好きだったこと?)髪が美しく銀色に輝く旧知のメンバーが言いました。
そう。あの後に何度も来ているジュネーブだけれどこのレストランは久しぶり。 確かあれは 先生が トゥーランドットの 舞台装置をここでなさったときだった。
先生ははるばる日本から来た私たちをこのレストランに呼んでくださり --そしてーー私は思い出しました。
そう! この席に先生は座ってらした!
鬼籍に入られたのは 先生だけではなく 御願いにきた池田さんもなくなって 何年になるでしょうか。
こうして 25年を迎えることができたのは 後に続いてきたみんなの努力でしょう。
いまこうして私が座っているのも 不思議なことです。
今 家元でお嬢さんの 茜先生もおいでになったとか。

湖のほとりのこのレストラン 外に出ると 月が出ていました。
かすかに チャップ チャップ と岸を打つ波の音に 25年の歳月は急速にちぢまり 本当に昨日のような そんな感じがしてきました。
ちょとした 私のセンチメンタルジャーニーとなりました。

The cake to celebrate the 25th year of the swiss branch