2011年9月22日木曜日

さて なにから




なにからできているとおもいますか?
漢字を見ればわかるかもしれませんね。もう海に出なくなった東北の漁師のかたから大漁旗をゆずりうけ 小物やいろいろなものにリメイクしてそれを売って そのお金をまたその方にお返しする という事をしている知人がいます。
そのかたも たまたま彼女の知人の知人のそのまた知人が この震災を機に漁を引退するということで 大漁旗を入手するという事になったそうです。
彼女は 塩の香りのしみこんだ大漁旗をクリーニングにだし そこにボランテイアで縫ってくださるかたがあり
エプロンや ちょっとしたバッグなどに変身、またそれをお店においてくれる人がいて。。。。
でも(神聖な大漁旗を切り刻んで こんな形にしてしまうなんて)とその店にいってきた人もいるとか。
ああ 私は至らなかった と 反省する彼女に私は でも、見てくれた人が東北の人たちの心情や 震災のことや いろいろな事を みんなと話す機会になるわけで しまいこんでしまっても何にもならないのでは?といいました。

着てみました。なんだか力がわいてくる気がします。
この旗を潮風に颯爽となびかせて船が港に帰ってくるところを想像します。大漁の喜びが文字通り肌に感じてきます。それにしても なんて素敵なデザインなのでしょう。そもそも外国に大漁旗ってあったかしら。今度海外に行くときはこのチュニックももっていくつもりです。日本が復興に向け 力を合わせてこの難関を切り抜けようとしている話をしたいとおもいます。

 
 

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