2011年3月17日木曜日

驚きももの記 なんとも言葉がみつかりません

この大地震とそれによる津波にあわれたかたがた 心よりお見舞い申し上げます。

誰にぶつけようもない この不条理を 悲しみを どうしたらいいのでしょう。
こんな私でさえ もうすこしたったら わずかな義援金をしかるべきところにおくるよりほか 何かお役に立つことさえ考えつかないでいます。

私はそのとき 展覧会の花器を作るため広島にいました。空港に着くまでなにが起こったか知りませんでした。飛行機は帰りの便がとばず 新幹線は大阪までしかいかず 広島にもう一泊しました。
やっと次の日 新幹線が東京までつながりかえってきました。しかし家の中で食器棚にあった電子レンジとトースターがとび シンクに食器棚が45度に寄りかかっていて もしここにいたら さぞ怖かったことでしょう。

沢山のお見舞いの電話やメールが方々からきました。だいじょうぶだった?みんなの声を聞いて 少しほっとしました。
仕事上外国からのものもありました。
インドから そして チリから電話がはいりました。フィンランドから ドイツから  カナダから いつでも逃げていらっしゃい。 部屋があるから。ベッドあいていますよ。
数年いっていない イタリアの 山の中のペンショーネから スタッフともども心配しているというめーるには ご夫妻とお嬢さんの名前もありました。
ある国に赴任中の 日本の大使からのメールでは 見ず知らずの人たちから 大使館にメッセージ お花や手紙が届いたり 大使館のスタッフ一人ひとりの名で 心のこもった言葉が記されたカードをいただいたとか。

個人的なことですが 昨年の私の活躍に対して賞をいただきました。その授賞式が今日でした。
受賞の言葉も考えていました。とても残念だけれど 被災された方 なくなった方のことを思えば 何もいえません。
これからどうなっていくのだろうか 不安はとてもあります。
でも元気で いまこうして生きている。そして色々と心配をしてくださったかたがいる。、ありがとうございます。 エネルギーいただきました。これからまたがんばっていこうと思いました。受賞は過去のことにたいして。今考えるのはこれからのこと はなのこと 生きている価値のある行動をとらなくてはと思いました。
 



 









 

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