2008年8月18日月曜日

驚きももの記 久しぶりのーー

先週のある一日 何も予定の入ってない日ーなんと久しぶりでしょうか。
世のなかはお盆休み。関係あるような ないような。
それで ミッドタウンの サントリー美術館をのぞきに行くことに。そこは 小袖の展覧会。小袖という 形がきまっている 空間がきまっている中にちりばめられた かたちと色 その配置 。 季節と材質が加わり 一点一点 それぞれの世界がくりひろげられていました。  どんなひとがどんな思いでまとったのだろうかと想像は果てしなく広がっていきます。 。現代でも はっとするような大胆な柄。デリケートな色使い 細かい刺繍。願いや思いを 限られた空間の中に あらわしてとじこめていく。 江戸のオートクチュールと副題がついたこの展覧会を 時間に追われず 誰にも邪魔されず堪能しました。

わたしの仕事も 植物の限られた時間の中で 取り合わせ 配置 線の勢いなどで表現していくわけです。その結果として 人に何かを感じてもらえる作品ができたら それは制作した人の大いなる幸せというべきでしょう。そんな作品をめざして また植物を見直していこう!と なんだか喝を入れられたような。 
うだるように暑い日の午後のことでした。



 
   
 

1 件のコメント:

tama さんのコメント...

ペルーでの御活躍を親しみを持って読みました。私も数年前に訪れ懐かしく思いました。