2008年7月27日日曜日

驚きももの記

夏休み真っ只中のかたも 多いことでしょう。
一昨日 会館から プライベートレッスンの依頼。
フィンランドから メールで申し込まれたのは ご主人で 奥様がレッスンをなさるということでした。l

手に地図を持って現れたのは リュックを背負った若い男性と 夏らしい白いスカートが似合う金髪のエレガントな若奥様。ご主人は 
(では あとで!)とお出かけになる。 
(こんなにたくさん花器があるなんて感激!)
と 彼女は花器棚を上から下へと見ていって 花器をあれこれとりだし迷ってしまう様子。 やがて花材を決め 私のアドヴァイスとともにいけあげ その2作を写真にとり ふと時間を見ると ご主人と約束の12時近く。
 (もうこんな時間!ここは何時間でもいられるわ!)
と 青い瞳がきらきらと輝いていました。。

それもそのはず 彼女に秘密でご主人はこのレッスンを母国から予約なさり この日本への旅行で いけばなが大好きな奥様に サプライズのプレゼント。ここに到着するまで この朝は どこに行くの? 何をするの?ときかれても だまっていたそうです。いい思い出になったことでしょう。いいなあ やはり日本の男の人にはなかなかできないことですね と海外部のお嬢さん。みんなひとしきり 素敵なご夫婦の話でもちきりでした。。

私にはもうひとつうれしいことがありました。それはこの若いマダムが習っているフィンランドのハイデイさんを私は知っていて そのまた先生にあたるリサは現役の18年間 日本にフライトがあるたびに私のクラスに来ていたフライトアテンダント。彼女はリタイアーしてから ずっと幅ひろくフィンランドで活躍、 教室も開いていて この間も私がうかがった ドイツ ナウロードのセミナーでもご主人と一緒に参加して下さり 3ヶ月ぶりに会ったばかり。。つまりこの若奥様は私の(ひ孫弟子)になるわけです。

ひ孫というと とても年をとったような響がありますが ひ孫弟子は 大いに結構と思ったのでした。


  

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