2009年5月5日火曜日

驚きももの記 モッコウバラ

 珍しい植物に会うと それが花屋さんにあったのであれば どのくらいもつか どんな咲き方をするか 買って見てみて観察しようと思うのは仕事がらでもありますが やはりもともと花が好きなのでしょう。

大坂の教室で モッコウバラが花材として出ていたのをみて なんだか昔の知り合いに 久しぶりに出合った気がしました。思いだせば このバラをはじめて見たのは イタリアのフィレンッエ。宿泊していたペンショーネの庭に このバラのアーチがありました。棘がないこと。バラの原種にちかいのだと そこの庭師のおじさんから教わりました。
小さな黄色のバラが集まってゆれている様は なんともやさしげで 何で日本で見かけなかったのだろうと思ったものです。
大坂の教室では さっそく 何本もの垂れ下がる線をいかし 濃いピンクのしゃくやくといけました。

東京に帰り さっそくお花屋さんに注文しました。
フィレンツエの あの つるバラは 蜂が来たり 小さなクモが巣を張っていたりしました。
我が家のヴェランダのプランターでも 育つでしょうか。小さなバラの 小さな友達たちは寄ってくるのでしょうか。

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