何年か前 仕事でプラハに行ったときのこと、お城に近い 小さいけれども格式のあるホテルに泊まりました。
3泊目くらいだったでしょうか。朝 うとうとと、まだ眠気が取れていない。疲れているけれどもこの心地よさ。もう起きなくては、、、、 それにしても 久しぶりによく休めたと思いました。何でだろう????
朝食の後 総支配人を捕まえて言いました。
[ぜひ ぜひ ここのホテルが使っている 枕を手に入れたい。!)
[私は いろいろなところに旅をしてきたが ここの枕が一番あっている。日本ではなかなか見つからなかった)
彼は わかりました。それではハウスキーピングから 返事をさせますといってくれました。返事は 今新品が在庫にないので 取り寄せて日本に送ってくれるということ。
私の長年の問題が これでひとつ解決すると思いました。 近頃日本でも専門店で 理想の枕の高さや 硬さを出すため 計測をしてくれるといいます。ホテルで売っているところも見かけました。でもそのときはまだまだ 日本の寝具店の枕の選択肢は狭いときでした。
一ヵ月後郵便局から 届いたという知らせを受け取ったのですが 私はひっくりかえりそうに。!!な、 なに! 税金 何万円払えと!!。[ホテルの営業用の枕なのです。お店で売っていたのではないのです!)税関に電話して 私は説明しました。ちょっと興奮していたと思います。(中に宝石とか 麻薬とか隠してあるとか 羽が めったにないようなものというのなら わかります。ナンなら 切って中身を見ていただいて結構です!)電話に出た女性の係官は ではもう一回調べてみますといいました。電話を切り よくよく書類を見てみると なんと 日本語なら たとえば 10ドル と書くところ 当然$10.00 と書いてあり 手書きなので 中の点が薄く 1000ドルにも見える。もぅ。。。。。
一件落着して今は我が家に収まっている このかたい枕と柔らかな枕のセット。今までの海外旅行土産の ベストワンの座はいまだもって揺るいでいません。私の首と肩にぴったり。毎日使える。ずっと使っている。しかも安かった。問題があるとすれば 日本でこのサイズのカバーが手に入らないことだけです。
私にとって [さんまは目黒に限る)ではなく [枕はプラハに限る]ということなのです。
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