大きなアクセサリーをデザインすることをずっと続けてきました。
外国に行っても そんなものを集めているお店に入ると目がいってしまいます。私がデザインするものの材質は ステンレスやチタンが多いのですが 何で大きな光るものをあえてえらぶのか。もちろんその涼しげな光が好きなこともあります。
先日の広島のライブでのように ステンレスや チタンで花器をデザインする側から見れば そういったアクセサリーを 何倍か拡大すると花器にならないかなあとか思ってしまうこともあります。
もうひとつの理由は そういったものを実際につけたとき 人の視線が まずそちらに行くだろうと考えてしまう自分がいました。
ーーーーーーつまり人の視線を 私の顔よりそちらにそらしたいという意図があるのです。。
小さいころ 久し振りにあった親戚に(この子 少しましになったわね)といわれたことを覚えています。
小学校で一番仲良く遊んでいた子は 評判の美少女でした。彼女の周りには かわいいわねえ という人たちの輪ができ 私はいつも引き立て役でした。
つい最近のこと 家元ライブ IN 広島でメークをお願いした 牛山ユーコさんから (新発売の美容液のモニターを)というお話をいただきました。何でも ある程度から上の年令の方にお使いいただきたい化粧品ということでした。感想とか申し上げるのなら お引き受けします。。。と軽く返事をしたのは 私には手が出そうもないお値段だったことと どんな感じなのかしら という好奇心があったからです。さすがお値段だけあり なるほどね、と頂戴した美容液をたっぷり使い 送られてきたアンケートにできるだけ細かく 使い心地を書いたのも まあ、何かの参考になれば、という程度でした。
それがーー
なんと写真入りで この会社の顧客向けの小冊子にのることになり 私は真夏に 冬の洋服をスタジオに持参し その新発売の化粧品をこうもって! じゃ顔はあちらに向けてください。はい にっこり笑って!などといわれて プロのカメラマンによる撮影ということに 相成ったのであります。(本当に私でよろしいんですか????!!)何度も聞いてしまいました。自信のない顔をさらしてしまうことになるとは想像もしていませんでした。
(失礼にならない程度の器量ならいい)と母は娘を慰めるために いつもこういっていました。
(何で美人に生んでくれなかったの!)という私に (同じことを私も親に言いたい!)といわれれば 二の句がつげません。
母が健在だったらなんといったでしょうか。
特別に暑いこの夏 やはり少し変わったことも起こったのでした。
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